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昨日の菅野の投球

 

 

 

8回完投

122球4安打10奪三振１四球

申し分のない内容

 

 

 

しかし

結果はどうだったか。

 

 

 

糸井くんに

ソロホームランを打たれて1失点

試合はそのまま0-1で

巨人が負けた。

 

 

 

8回を投げ切り

打たれたヒットも

岩貞くんより少ない

菅野の方が

負け投手となるんだから

 

 

 

野球は面白いし

奥深い

 

 

 

昨日みたいな

ピッチングをして

負け投手になったら

 

 

 

周りの人や

ファンのみんなは

慰めてくれるだろうね。

 

 

 

こんなにピッチャーが

頑張って投げてるんだ

なんで打ってやらないんだ

ってね。

 

 

 

 

そういう声を聞くと

本当に

ありがたいと思うよ。

 

 

 

でもね

菅野のことを

言ってるんじゃなくてね

 

 

 

同じような状況で

ピッチャー自身が

仲間に対して

「なんで打ってくれない」

そんな思いを持っていたとしたら

 

 

 

ましてや

「今日の俺のピッチングなら

負けても仕方がないだろう。」

 

 

 

なんて思ってるようじゃ

その選手はそこで終わりだな。

到底、上にはいかれない。

 

 

 

もちろん

「巨人のエース」と呼ばれたら

そういう次元には

いられない。

 

 

 

 

厳しいこと言うようだけど

昨日の菅野だって

0点で抑えれば

勝ちはしないけど

負けもしないんだから。

 

 

 

 

俺もかつては

「巨人のエース」と呼ばれ

マウンドに立った。

 

 

 

マウンドに立って

投げている時は

仮に仲間が打ってくれなくても

気にはしない

常に自分のピッチングをするだけ

 

 

 

 

だってお互いさまじゃん。

 

 

 

打ってくれなくて

負ける時もあれば

不甲斐ないピッチングをしても

打ってくれて

勝つ時だってあるんだもん。

 

 

 

 

現に菅野だって

前回の登板はどうだった？

DeNA戦

筒香くんに2ランを打たれて

先制点を与えてしまったけど

 

 

 

その裏の攻撃に

坂本が3ランを打って

すぐに逆転してくれたじゃない。

 

 

 

チームで戦うって

そういうことよ。

 

 

 

それに

バッターの方が大変なんだ。

毎日のように試合に出て

結果を出さなくちゃいけないんだし

どんなに頑張ったって

3割しか打てないんだから。

 

 

 

 

「巨人のエース」たるもの

 

 

 

1球のミスだとしても

それで負けたとしたならば

 

 

 

決して

自分自身を慰めたり

妥協したりしたらいけない。

 

 

 

したら

そこで終わりよ。

 

 

 

常に自分を責め

納得しちゃいけない。

 

 

 

チームを背負ってたつもの

自分に厳しく

俺はそれを学び

常にそうありたいと

自分自身と戦ってきた。

 

 

 

菅野も今

俺が味わったのと

同じ気持ちでいると思うよ。

 

 

 

がんばれ！菅野！

（巨人軍公式サイトより）

 

 

 

 

なに？

昨日の負けで

3位転落だって？

 

 

 

そんなの

まだまだ関係ないよ！

 

 

 

エースの奮起を

田口！

今日はお前がつないでくれよな！

 

 

 

がんばれ！

ジャイアンツ！