知っておきたい糸井活用法
糸井さあ、その先へ。
以前、ブログを読んだ方から、ツイッターのエレカシ検索のことを
教えていただき、時折見るようになった。
昔ミクシィが流行ったときも、フェイスブックが台頭してきたときも、
一応アカウントは作ったが、どうにもなじめなかった。
うまく説明できないが、
恐らく根暗で小心な人間には、あの「リア充感」が重圧なのだと思う。
今こうしてブログは続けているが、
相変わらずSNSは苦手だと思っている。
だがツイッターは、フェイスブックなどよりは、
肌感(←表現が古いね)が合っているように感じた。
フリック入力もままならない私には、
ツイッターの目まぐるしいノリを使いこなす自信はないが、
読んでいる分には、なかなか面白い。
いろいろな見方があるのだと思うが、
とりあえず下記のサイトを見つけた。
ハッシュタグにエレカシ、エレファントカシマシとつけてツイートすると、
ここに表示される仕組みなのだと思う。
(認識間違っていたらご指摘ください…)
電車の遅延状況などはリアルに助かるので以前から見ていたが、
エレカシのような趣味の領域でも、ブログ界とはまた違う世界が、
深く、広く、無数に、そうまるでエレカシのRAINBOWのように
存在することがわかった。
多種多様な人が「エレカシ」「エレファントカシマシ」という言葉一つで
つながり、それぞれのレベル感とそれぞれの方向から好き勝手に
つぶやいて途方もない世界を築いている。
誰かが意図して作れる世界ではない。
ライブの様子なども細かくツイートされ、会場に行かなくても、
セトリやMCの詳細まですぐに把握できるようだ。
またエレカシを世界に紹介しようなんていう活動をしている人もいた。
(これは、私には衝撃的というか、目からうろこ的な主張だったので驚いた。もう少し研究して改めて記事を書きたいです)
☆彡
さて、「沼」である。上記のサイトを見ていたら
「エレ沼落ち」という言葉を見つけて、おっ、となった。
「春フェスでエレ沼に落ちた」
「今度のCOVERSで沼落ちする人がさらに増えるだろう」
なんていう風に使うらしい。
かく言う私も、紅白でエレ沼に落ちた人だ。
どうやら昨年ぐらいから使われ始めた言葉のようだ。
昔は、こういう時は「はまる」という表現を使った。
沼落ちは「泥沼」と言う言葉も連想させて、単なるはまるよりも、
どんどん深みにはまって抜け出せない感が出ている。
言葉は生きている。
たくさん使われる場所で進化していくから、SNSに触れていないと、
新しい日本語の進化から取り残されることを実感した。
☆彡
関連して、下記の話題を。
先日は、エレカシの名前が検索ワードでいっときトレンド入りしたと
ブログに書いたが、こういう状況をネット用語だかSNS用語だかでは、
「バズる」「バズった」と言うらしい。
実際に上記のエレカシツイッターにも、
「赤いスイートピーがバズってる」と書いている人がいた。
糸井重里さんが昨年の10月に
「まだ『バズる』ってことばは生きてるのかな?」とツイートしたようなので、
かなり前からネット界では使われている言葉なのだろうが、
書くのでも喋るのでも、私が自分で使うのは今日が初めてだ。
こういうことを書いていると、一挙に自分が年を取ったような気分に陥るが、実際、SNSをやや遠巻きに見ている自分は確実に、
世の中のマーケティング圏外の人間になりつつあるのだと自覚する。
亡くなった母は晩年、
テレビで流れるCMのほとんどの意味がわからないと嘆いていた。
年寄りの楽しみの多くはテレビにあるのに、
意味がわからなかったら、そりゃ寂しいものだろう。
そのうち私もそうなると思うが、
今のうちにせいぜい足搔いて、言葉の進化を追いかけて行こう。
☆彡
今日は不慣れなSNSのことを書いてみたので、言葉がふわふわして、
文章もうまくまとまらなかった。
タイトルに「エレ」の文字を入れておきながら申し訳ない。
せめてものお詫びに、エレカシにもSNSにも無関係だが、
気分転換の写真をあげておく。
撮影場所は、月曜日に仕事で行った新浦安のとある施設。
関東以外の方のために補足すると、新浦安はJR京葉線では、
ディズニーランドのある舞浜の隣の駅で、千葉県の海のそばの街です。