ジレンマが俺にもっと輝けと囁いている

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今回は、ご主人との関係を見て行きます。

この方は自分の力量を１２と感じ、ご主人の力量を⒒と感じています。

ご主人は自分の力量を８と感じ、妻の力量を10と感じています。

お互いがほぼ対等な力関係と感じながらも、相手の力量を認め尊重しているような関係ですから、夫婦の関係としては理想的です。

そればかりか、お互いの日干が干合の関係にありますので、2人が出会って結婚したのは必然だったと思います。

そして、ご主人の日干は年干とも干合していますので、夫婦共に天干水質一気格になります。

天干水質一気格の意味は、思考能力は最高ですが、実行力が無い人ですから、そこがジレンマになっているご夫婦かもしれません。

ただ、ご主人の命式で判断が難しい点があります。

命式に午未の支合と南方方三位が成立しています。

午未の支合は、基本的には火質に変化しますので、地支火質一気格も成立します。

その場合は、薄情な所のある人ですが、飛びぬけて金儲けが上手な人となります。

しかし、土質が多い場合には土質に変化しますので、薄情ものにならない代わりに、金儲けも別段上手ではありません。

ご主人の場合、三柱の28元にいずれも土質がありますので、この支合が土質に変化している可能性もあります。

金儲けが飛びぬけて上手かどうかで判断してください。

また、貴女の命式にも子丑の支合がありますが、これは水質に変化しますので、あなたの命式は、天干の干合と合わせて水だらけになります。

つまり、知恵だらけです。

また、ご主人の日干支『辛未』は三業干支の『一人業』ですから、干合『癸未に変化』していた方が家庭的には良いことになります。

癸未は乾いた土に吸い込まれる水ですから、ご主人には水が必要になりますので、その水を供給するのは水浸し（笑）のあなたということになります。

（一人業：独身を通すと財運が上がり、結婚すると運が下がります。男性は結婚に失敗しやすく、結婚を繰り返すと財運が上がります）

つまり、貴女以外の人（干合しない人）と結婚した場合、この人の人生は家庭的にはかなり波乱含みになるということです。

さて、ご主人は、今年から大運天中殺に入ります。

42才から変剋律大運に入っていますので、すぐにどうのということはありませんが、今後の生き方次第では少し難しい局面に遭遇するかもしれません。

そこのところは、次回に詳しく説明します。

また、このご夫婦は一体となってこその夫婦なので、両方の運命を交叉させながらの鑑定になりますので、自分らしい人生をどう生きるかは、夫婦の在り方を模索することで答えが出て来ると思います。