ジレンマ 消されるなこの想い 忘れるな我が痛み

助産院LUANA☆

おいおい、マジかよ！！！

 

寝ちゃってそのまま通りすぎたらどーすんねんっ！！

 

あのマロ、一回寝たらぜんっぜん起きひんねん。

 

 

と心配したけど、

 

 

ホームまで迎えに行ったら、

 

おかえりーーー！！！

 

 

ウィ～～ン（ドア開く）

 

 

私：「おかえり！どうだった！？楽しかった？」

マロ：「うん・・・」

私：「疲れた？」

マロ：「ううん・・・。」

私：「どうだったどうだった！？」

マロ：「うん・・・・。」

 

あれ！？？？

 

もし、ちゅんマロがずっと変わらず山口での自然溢れる環境の中で育っていけたら、

そっちの方がマロにとっては幸せだったんじゃないかとか、

 

もし、あのままずっと山口にいれば、

塾に通うという選択肢も湧いてこなかったんじゃないかとか、

 

一度は決めた道が再び揺らぎ始める。

 

グラグラ・・グラグラ・・・・。

 

 

やっぱねぇぇ～～、

ってたいっっへんなんだよね。

 

 

そりゃ通ってるちゅんマロが一番大変なんだけど、

親もやっぱ大変で。

 

 

マロは自分の考えを発表するのをとにかく嫌がるタイプでさ。

筆算を書きたがらなかったり、記述式の問題を嫌がったり、

ちょっとプライドが高いところがあ�
��ねん。

 

 

こないださ、

 

「インゲンマメと同じ種類の植物をひとつあげて、

どうしてそれがマメ科とインゲンマメと同じなのかを自分で考えて書いてください」

ていう問題があったのよ。

 

 

答えは自分で考えてみたらいいわけで、間違ってたとしても別に恥ずかしいことじゃないじゃん？

こんなの学校でだって習ってないんだし、間違えてどんどん覚えていけばいいんだからさ。

 

 

私も一緒に勉強してるから、

お互い答えを言い合いっこするんだけど、

マロは「間違ってたら恥ずかしい」っていう意識が強いのか、

全然言おうとしなくって。

 

なんとかかんとか発表してもらったんだけど、

マロの考察は

 

「インゲンマメと同じえだまめは　もやしになります。もやしはえだまめのめなので、えだまめは種子。」

って答えてたんだよね。

 

ま、別にこの答えは答えでいいやん？

文章としてちょっとよくわかんなかったりもするけど、

要するにそうやって考えたんだってことが分かればそれでいいんやけど。

 

そもそも、オギャ子からしたら、

枝豆がもやしなのかすらよくわかってないから、

「え？？枝豆ってもやしなの？？？」

って聞いたのよ。

 

 

そしたら、そっから

泣き出しちゃってぇぇぇぇぇ！！！！

 

ええええ！？な、泣いた！！！

なんで泣くん！？

普通に聞いただけやん！

枝豆ってもやしなん？って聞いただけやのに、泣かんとってーよーーーー！！！

 

私：「いやいやいや、枝豆ってもやしなん？って聞いてるだけやん？」

マロ：「枝豆って大豆と一緒じゃないの？（泣）」

私：「そーーーなん？」

マロ：「そうだよ・・・（泣）」

私：「え～～？ほんまに？」

マロ：「うぐっ・・・・・！！」

私：「いやいやいや、だから泣かんでもいいやんか。」

 

 

で、そっから

「心を強く持て。そんなことで泣いててどーするんだ」って話になるやん？

 

でも、心がまだまだ弱い子に心を強く持てって言ったってどーなんだって話にもなるやん？

 

で、そんな最中に山口に行ってマブダチと自然を謳歌して帰ってきた顔みると、

なんか果たしてこのやり方が彼にとって為になってるんだろうか・・・ってまた揺らぎ始めるやん？

 

 

０か１００かじゃないのはわかってる。

塾も頑張って、山口のお友達も大切にしたらいい。

全部どれも捨てずにいたらいいだけだけど・・・

 

 

なんとも言えないこの気持ち。

 

 

またこうしてぐらぐら揺れて、

固めて、

揺れて固めて、

ずっとそんな繰り返しだろうなって思う、今日この頃。