ロペスを創った男達
ロペス 特異性ある創造と貢献
こんばんは。
ベイスターズも波に乗れないし、宝塚のネタを書こうにも何やら筆が進まない…というより筆が重い。
何やら梅雨空のどんよりとした雲のようなモヤモヤ感に囚われなかなか更新できないでおりました。
前者に関しては大好きなロペスの故障と今永の不振で既に諦めたので、もはや何連敗しようが勝手にどうぞという心境ですが(なので、ブログジャンルも宝塚に戻しました)、この原因は何なのか自分なりに分析した結果、自分が「偉大なる先輩の幻影」と「くらっちのジレンマ」に囚われている事に気がつきました。
くらっちも98期生。
年次的にはそろそろ中堅どころ、娘役としては下級生の方が増えて来たかもしれないポジションです。
それゆえ、最近の観劇で「くらっちに追随するような実力の持ち主の下級生さんも探さねば」という意識が少しずつ芽生えてきました。
そんな中、先日は1階2列という超絶良席で宙組の「天は赤い河のほとり」を拝見しました。
後者など座席位置的にまさに下級生発掘の千載一遇のチャンス。
……だったのですが、自分の近年の勉強不足が大いに祟ってしまったのか、愛ちゃんに釣られたり、真風さんに目線もらったり、峰里ちゃんに見つめて貰ったり、至れり尽くせりなフルコースを味わったまま夢のような時が終わってしまいました。
何も問題ないじゃないかって?
ノンノン。
お気づきでしょうか?
自分にとって愛着のあるメンバーばかり追ってしまってるんです!
しかも、下級生を観た時に
「この子、せしるちゃんにメイク似てるな」
「エジプトの服はやっぱりうらら様が天下一品だよな」
「この子はタイプ的にあんりちゃんかな」
「この子のドヤ顔はみりおん譲り」
などなど余計な事を考えて、胸がぎゅーっと締め付けられるような気持ちになっております。
ジョニーよ、彼女たちはもう宝塚の舞台には居ないのだよ。
わかっているんです。
分かっているんですけれども、居ない現実が未だに受け入れられて居ないと言いますか、ザワザワした落ち着かない感情が幾度となく波のように押し寄せては消え、押し寄せては消え……その度に自分はきっと寂しそうな笑いを浮かべて居たのではないかなと。
こんな気持ちで観劇するのは一生懸命演じてる下級生の子達に申し訳ない気持ちで一杯です。
しかも、あろうことかまどかちゃんに関して終演後「いちかちゃんに似てきたな」とボソッと呟いてしまいました。
あ、オレ、実は彼女たちの退団がボディーブローのように効いてたんだなと初めて実感できた瞬間でした。
このままではマズイと思って下級生により意識を集中させようとするんですが……物凄く語弊があったら申し訳ないのですが、「伯爵令嬢」のくらっちを観た時のようなドーンと来てガシャーンとやられるような衝撃を受けるような事がなく……
あの感覚をもう一度味わいたいと劇場に何度も通うまるでワクワク依存症患者、あるいは、劇場を彷徨うくらっちのジレンマに陥った亡霊が如くです。
今回の公演では、夢白あやちゃんがなかなか良い存在感を出しておりましたので、今後注目したいところではありますが、彼女は入団時の成績も良く、劇団側からも大いに期待されてる存在とか。
この点、これは自分自身のスタイルの問題なのですが、ドーンとは来るけどガシャーンとやられるようなところがない(大変失礼なのは重々承知してます、すみません)
野球に例えるならば、彼女はドラフト1位で入団して、球団からも大いに期待されているような存在です。
オレが惹かれるのはドラフト4,5位くらいで入団し、そこから弛まぬ努力でドラフト上位の選手たちよりも成績を伸ばし、ついにレギュラーを掴む、そんな存在です。
ダービーでもダノンプレミアム、キタノコマンドール、ブラストワンピースを全部切ってコズミックフォースとワグネリアン買って大喜びしてるような男です。
ダークホースが期待の存在を次々と打ち破り、遂には実力で地位を確固たるものにする、という展開が堪らなく好きな自分にとっては、くらっちというのは二度と出てくることが無いような痛快な娘役さんです。
あの伯爵令嬢の時の「この子とんでもねえな」という衝撃からの「ドン・ジュアン」までの流れは観劇人生二度と味わえないような喜びに満ちた時間だったのではないか、とさえ思ってます。
ファン歴長い方はきっと似たようなジレンマを味わっているのかと思います。
諸先輩方はどのようにこういったジレンマを消化していってらっしゃるのでしょうか?
コツなどあったらご教授ください。
夜中に長々とすみません。。
※グラフの最新号での理事の特集ページ。
理事にバッチリピント合ってるのは当然なのですが、相手役のくらっちは超ピンボケしてて何だか切ない気持ちになったと同時にますます応援したくなりました。
多分オレって天邪鬼なんだと思います。
ロペス 関連ツイート
どうなるかは分かんないね
バリオス途中までパーフェクト。
逆にメッセンジャーは何度かうちが三塁まで進めるも最後は抑える。
ロペス戻るまでは敗戦も覚悟しながらなんだろうね。
マキシロペスをロペスとだけ表記しないように、ラーセンもストリガーラーセンなのだ