売上 世界初を、通過点に。

 

池本克之です。
 

「もしも、ミスをしてしまったら…」

いまどきの若者は、
すぐに報告してくるだろうか？

僕らからすると、
何かミスをしたりトラブルがあれば
すぐに報告してほしいと思うだろう。

その方がすぐに対応できるし、
問題が大きくなる前に防げるからだ。

しかし、いまどきの若者は、
人の目を妙に気にしすぎる傾向があり、

「ミスをした自分を他人に見られたくない」

 

という強い思いがあるようだ。

そんな若者の中には、
「1人でご飯を食べている姿を
見られたくないから」という理由で、
トイレでランチを食べている人もいる。

これを、便所飯（べんじょめし）と言い、
トイレという個室の空間で
ご飯を我慢しながら食べるものだ。

「え？何でそんなところで…」
とビックリする人もいるだろう。

僕らからしたら考えられない。

しかし、これが普通に行われている。

これを聞いてもわかるように、
今の若者は周りの目を必要以上に
気にしているのがよくわかる。

こんな人に、

「悪い情報ほど早く報告するように！」
 

と言っても、
なかなか行動に移せないだろう。

なぜなら、
ミスしたことがバレたくないからだ。

それに、

自分がいけないことをしたと
思われたくない、

 

という心理も働くのだろう。

必死に隠そうとしたり、
ミスがバレるまで何も言わない人もいる。

こうなってしまうと、
ミスの報告が遅れてしまうので
対応まで遅れてしまう。

お客様へ迷惑をかける大きな原因にも
なるだろう。

そして…

「あんたのところは
一体どうなっているんだ！」
と、クレームに繋がる可能性だって
充分ある。

それ以外にも、
このような行動をされると
僕らのストレスは増える一方だ…

「どうして、もっと早く
言わなかったんだ！」
と、怒鳴りたくなる人もいるかも
しれない。

だが、いまどきの若者は
人の目を気にしすぎる傾向が
あるということを、
僕らは充分に理解する必要がありそうだ。

「そこまでしないといけないのか、
大変だな…」
と思う人もいるかもしれないが、
それだけ僕らと今の若者たちの価値観は
大きく違う。

では、そのような若者たちに、
ミスやトラブルが発生した時に
できるだけ早く報告してもらうには
どうしたらいいだろうか？

それには、
ミスやトラブルが起きた時に
すぐに上司に報告できるような仕組みを
社内に作っておくことが大切だ。

例えば、
メールやSNSなどでの報告もありと
する、などである。

なぜ、メールやSNSなのかというと、
今の若者は周りの目が気になって
なかなか言えない人が多いからだ。

「ミスやトラブルが発生したら、
すぐに報告するように！」と言っても、
周りの目を気にしてなかなか言えずに
悶々としているだろう。

そうならないためにも、
今の若者が報告しやすい環境を
整える方が
ミスやトラブルの報告が遅くなって
しまうよりも断然いい。

ミスやトラブルが起きたときに
すぐに報告するようになれば、
その後の対応がより早くできるようになる。

これを読んでいる人の中には、
「SNSでミスやトラブルを報告する
なんてありえない！」
「そんなのおかしいだろう…」と
思う人もいるかもしれない。

もちろん、僕もその気持ちは
よくわかる。

僕らの世代では、
このようなことは考えられなかった。

だが、悪い情報ほど早く報告してもらう
ためには、
報告しやすい環境作りをするのが
欠かせないと感じている。

小さなミスが大きなトラブルに
発展しないためにも、

今の若者に合わせた報告の仕方を
社内の仕組みとして持っておくことは、
今後、会社を伸ばしていく上で
必要不可欠になってくるだろう。

 

 

 

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セールスデザイン・クリエイター 小島 佳子 です。