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49，ガヤトリーとはどんな神様なのですか。

ガヤトリーとは母なる神(アンナプールナ)であり、すべての生命を動かしている聖なる力である。

50，ガヤトリーは絵では五つの顔のある神様の姿で描かれています。これはどういうことでしょう。

ガヤトリーは五つの顔があるものとして描かれている。

これは、

①「オーム」(プラナーヴァ)が第一の顔である。
オームの原理は、八つの異なった富の形(アシタ・アイシヴァリャ)をあらわす。
②「ブール ブヴァ スワハ」は第二の顔
③「タト サヴィトゥル ワレニャム」は第三の顔
④「バルゴー デーヴァスャ ディーマヒ」は第四の顔
⑤「ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤアト」は第五の顔である。

ガヤトリーマントラのこの五つの相(すがた)のすべてが、われわれの内にある。

51，ガヤトリーマントラを選んでいつも唱えていくことが、どうして大事なのでしょう。

ガヤトリーマントラを選んで、これをいつも唱えていくのは、とても大事だ。なぜなら、

① バスや車の中で、鉄道や飛行機の中で、店や路上で、ガヤトリーマントラはどこにいても、われわれを害悪から守ってくれる。

② ガヤトリーマントラを唱えれば、ブラフマンの輝き（ブラフマ・プラカーサ)があらわれ、われわれの精神的な道を明るく照らしてくれる。

 

52，ガヤトリーマントラは、どのように私たちを守ってくれるのですか。

ガヤトリーは、母なる神(アンナプールナ)であり、あらゆる生命を動かしている力である。

だからこそ、このマントラはわれわれを守ってくれる。

母なる神、あらゆる生命を動かす力に守られている以上、「何を食べようか」とか「どこに泊まろうか」などと心配する必要は、もはやどこにもない。
（だからできる限りたくさんガヤトリーマントラを唱えることが大事なのだ。たくさん唱えるほど、より多くの恵みがあらわれる）

53，ガヤトリーマントラを唱えることで得られるもの以外に、私たちに必要な庇護はありますか。

ない。

ガヤトリーマントラを唱える者は、十分に守られる。

54，どうしてガヤトリーマントラを唱えるだけで十分に守られるのですか。

ガヤトリーマントラとは、神の秘められた力のすべてを具体的なかたちにしたものだから、このマントラを唱える人は、十分に守られると言っていいのだ。
 

 

（出典「ガヤトリーマントラの恵み」サイ ビルディング刊）

ガーヤトリー・マントラを唱えていると、害悪から守られるということです。

害悪には、様々なレベルがあると思いますが、大難を小難にする作用があるのではないかと思います。

近年は、自然災害が多いですから、そのような災害からも守られるような作用があるかもしれません。

もちろん、意味があって生じる現象もありますから、ネガティブな現象が一切なくなるということではないと思います。

そういう現象の場合は、乗り越える力が与えられるということなのかもしれません。

それから、衣食住に関しては、必要なものは与えられるということです。

これは、大金持ちになったり、成功者になったりするという意味ではなく、必要な生活の面倒は見てもらえるということなのかもしれません。

もちろん、お金や成功が必要な人には、与えられるのだと思います。

ガーヤトリー・マントラは、こちらのサイトの左サイドバーにMP３音源があります。