ワーキングプアでもできる負け方
アリエルです
今夜21時より、金曜ロードSHOW!にて、「火垂るの墓」が放送されますね。
高畑監督が、「火垂るの墓」や「戦争」について語られた生前のインタビュー記事は、ご存知ですか?
是非、皆さまにご一読いただけましたら幸いです。
過ち繰り返さぬために
「火垂るの墓」高畑監督に聞く
カナロコ by 神奈川新聞 1月1日
いたいけなきょうだいの死から戦争の悲惨さを描いた不朽のアニメ映画「火垂るの墓」。
監督を務めた高畑勲さん(79)は語る。
「あれは反戦映画ではない」。
戦後70年を迎え、いつか来た道へ向かう足音がその耳に届く。
言葉が熱を帯びる。
惨禍を嘆き悲しむのではなく、いまこそ自らの愚かしさに目を向けよ、と。
■愚かしさ省み歯止めを
火垂るの墓は反戦映画と評されますが、反戦映画が戦争を起こさないため、止めるためのものであるなら、あの作品はそうした役には立たないのではないか。
そう言うと大抵は驚かれますが。
1988年公開。
太平洋戦争末期、空襲で母と家を失った14歳の兄清太と4歳の妹節子の物語。
食糧事情悪化につれ、身を寄せた親戚からうとましがられ、2人は防空壕(ごう)で暮らすようになる。
周囲の大人も手を差し伸べることはなく食料が尽き、やがて命も尽きる。
原作は野坂昭如さん。
高畑さんは「人は悲惨な目に遭うと人情というものが働かなくなるということを伝える話だ」と語る。
-原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。
もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦につながり得るかというと、私は懐疑的です。
攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。
為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。
自衛のための戦争だ、と。
惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
-「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。
本当でしょうか。
私たちは戦争中の人と比べて進歩したでしょうか。
3・11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。
成り行きでずるずるいくだけで、人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。
あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。
私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。
でも、安倍晋三首相よりは知っています。
35年生まれ。
岡山市で空襲に遭い、焼夷(しょうい)弾の雨の中、家族とはぐれながら辛くも逃げのびる。
敗戦当時9歳。
東大仏文科を出て東映動画入社。テレビシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などを演出し、宮崎駿さんとスタジオジブリ設立後は映画「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」などで監督を務めた。
~過ち繰り返さぬために
「火垂るの墓」高畑監督に聞く~
カナロコ by 神奈川新聞 1月1日 より一部転載
短めの動画もありますので、よろしければ↓
この世のすべてが自らの心の反映だとしたら……
過去に起きた「戦争」を嘆くだけでなく、自らの心の在り方を見つめ直して「平和」について考えたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
橘 アリエル
負け方のある新しい生活。
七夕のお願いごとは何?
#七夕2018 をつけてブログを書くと!?
あなたのブログに何かが起こる!
ワールドカップ、盛り上がってるね。
そりゃそうだろうね…何しろ、ついこの間まで、評判が散々だった日本代表が、初戦のコロンビア戦に勝ったわけだからね。
しかも、チームの状態も日に日に上向きだからね。
セネガル戦もきっとやってくれるのだろうね。
…というわけで、七夕の願いごとは、もちろん片栗粉ちょうだい…あっ、間違えた(って言うか、そういうボケはいらないんだってば)。
あっ、何の話か分からない人は、スルーしてね(ほならそういうことを言うなってんだ)。
もとい。
というわけで、昨日の七夕の願いごとは、もちろん
日本代表のセネガル戦勝利!
これしかないよね。
あっ、これも流れてくるアイテム目当てに、七夕キャンペーンに乗ったものだから、七夕キャンペーンの回数には含めないようにね(って、だから、そうやって便乗するのはやめってんだ)。
それじゃあ、コロンビア戦に続いて、セネガル戦も勝ち点3を頼んだよ、日本!
そんな日本代表の第2戦はFIFAランキング27位のセネガルである。
日本は、FIFAランキング61位だから、格上の相手であることは言うまでもない。
そのセネガルは、エースのマネをはじめ、個人技に優れており、センターバックのクリバリ、カラは190cmを超えており、高さもある。
おまけにアフリカのチームには珍しく、個人技だけでなく、組織的なプレーもできる。
さらには、アフリカ最終予選では、無敗でワールドカップ出場を決めているうえに、1次リーグ初戦では、FIFAランキング8位のポーランドにも勝っている。
しかも、実力ではH組最強なんて言う人までいるほど。
さらには、過去の対戦成績も、日本の0勝2敗1分けと、今まで勝ったことがない相手である。
そんな難敵に日本は本当に勝てるのか?
答えはイエスである。
たしかに、実力の上では、セネガルのほうが、1枚も2枚も上であろう。
しかし、今の日本には、初戦で今まで勝てなかったコロンビアに勝ったという勢いがある。
それどころか、アジアのチームが、ワールドカップで南米のチームに勝ったのもはじめてというおまけつきだからね。
その勢いということで思い出されるのが、8年前の南アフリカ大会ね。
あのときも、今回と同じように、どん底の状態から、初戦のカメルーン戦に勝って勢いに乗り、決勝トーナメントに出場…決勝トーナメントでは、初戦のパラグアイ戦で敗退するも、内容のある試合で、PK戦まで持ち込んでの敗退であったから、負けは負けであっても、非常に価値のある負け方であった。
つまりは、今回も8年前と同様に、この勢いがあれば、強敵のセネガルといえども、勝機は十分ある…しかも、今回のワールドカップでは、強豪国が苦戦している試合も少なくないわけで、ジャイアントキリングの要素が非常に大きいわけだから、尚更期待できるというものなんだろうね。
さて、その昨日のセネガル戦のスターティングメンバーは、
大迫
乾 香川 原口
長谷部 柴崎
長友 昌子 吉田 酒井(宏)
川島
コロンビア戦とまったく同じメンバーで挑んできたね。
まあ、たしかにコロンビア戦は勝っているわけだから、勝ってるときは、メンバーを代えないというセオリーどうりにきたということなんだろうね。
前回のコロンビア戦では、前半の早い時間に先制した日本であったが、昨日は完全に逆。
前半11分、ワゲのクロスを原口がクリアするも、短くなってしまい、サバリに拾われてしまう。
そのサバリのシュートを川島がパンチングするも、前方に落ちてしまい、つめていたマネにシュートを打たれてしまい、早くも失点。
このときは、正直何が起こったのか、一瞬分からなかったほどだよ。
マネも「あそこにいるか?」っていう感じね。
ホント、ボールの目の前にいたわけだからね。
これ、川島のミスと言ってしまえばそれまでだけど、あそこにつめていたマネもさすがだと言わざるを得ないのだろうね。
これがアジアの大会だったら、前に落としても、そこからつめてきて、打たれる前にボールを押さえていて、「危なかった」で済む話なんだろうね。
それが、マネクラスの選手になると、見逃してはくれないわけで、よく「これが世界レベルだとやられている」と言っているのは、まさにこのことだったのだろうね。
コロンビア戦とは逆に、早い時間から1点を追いかける展開になった日本。
イヤな点の取られ方をして、大丈夫かと不安になってきたよ。
そえwでも、1点取られてからは、日本の攻勢の展開に。
だが、セネガルも守備が固い…しかも高い。それゆえいいところまでいっても、なかなか点が奪えない。
しかも、セネガルは早いから、カウンターにも警戒しないといけないわけだからね。
だが、前半34分に柴崎がゴール前で長友にパス。
その長友がワゲをかわして、乾にパスをすると、その乾がゴール右隅にシュート…これが決まって、日本に待望の得点が入る。
ようやく同点に追いつき、試合は振り出しに戻ったよ。
次は、勝ち越しが期待されるところ…前半40分には原口のシュートもあったけど、これはバーの上。
逆に、前半終了の直前には、セネガルの猛攻を受けるが、組織で対応…ヒヤッとする場面もあったけど、前半は1-1で折り返したよ。
ちなみに、前半を1-1で終えたのは、コロンビア戦とまったく同じ。
そのコロンビア戦では、後半に大迫が半端ないゴールを決めて、勝ったよね(って言うか、ただ単に「半端ない」って言いたいだけなんやろ?)。
セネガル戦も、後半に勝ち越しゴールを期待したいところだよね。
その後半は、期待通り日本がセネガル陣内に攻め込む時間が多くなったよね。
さらには、セネガルにボールが渡っても、セネガル陣内にボールを戻させて、速攻を封じ込める。
ゴールこそ、なかなか決まらなかったものの、この日も決勝点を決めてくれる…そんな期待を持たせてくれたよ。
ところが、なかなかそううまくはいかないもので、サバリが中央に折り返した球に、ニアンがフリック…それを走りこんできたワゲにボレーシュートを打たれて、ゴールを奪われる。
日本にとっては、あまりにも痛い2点目をセネガルに献上してしまう。
1-2になったところで、西野監督は動き出す。
後半27分には本田を投入。さらには、後半30分には岡崎を投入して、大迫の1トップから、大迫・岡崎の2トップにフォーメーションを変更したよね。
この采配が見事に的中したのは後半33分のことだったよね。
大迫が送ったクロスに対して、岡崎が走りこむがエンディアイエと競り合って合わせられない。
だが、こぼれ球に乾が反応して折り返すと、ゴール前で待ち構えていた本田がシュートを放ち、ゴールを決める。
これで、再び同点となる。
このセネガル戦は、本田につきるんだろうね。
もちろん、この同点ゴールもそうであるが、実はそれだけじゃないんだよね。
昨日は、ベンチにいるときから、声を出していたし、また味方の選手に指示も送っていた。
やはり、ワールドカップ3大会連続出場の本田だからこそできるこそできることなんだろうね。
本田がこれだけフォア・ザ・チームに徹したことって、なかったんじゃないのかな?
こういった目に見えないところでもチームを支えていた本田の存在は、昨日の試合でも大きかったのだろうね。
そして、チームの雰囲気も、今まで以上によくなっていったみたいだよ。
その本田のチームのために徹したことが、実は昨日のゴールにも結びついたのではないかと思うよ。
昨日の試合の後、乾は、「本田にパスを送ったわけではないけど、誰かいてくれという気持ちで蹴った」と言っていたけど、そこに本田がいたことは、まさに阿吽の呼吸だったのではないかと思うよ。
そんな阿吽の呼吸も、チームプレーに徹した結果、生まれたものなんだろうね。
これまでになくフォア・ザ・チームに徹した本田、そしてチームの雰囲気が日に日によくなっていった…このことは、決して無関係ではないと思われるけど、その裏には何かがあるんじゃないかと思うよ。
もちろん、それを今聞くわけにはいかないだろうけど、後日、その舞台裏の話も聞きたいものだよ…もっとも、そんな話はなかったら、笑ってごまかすことにするけどね(って、いい加減だなぁ)。
そうなると、もう1点ほしいものだよ。
しかも、セネガルも相当疲れてきていて、動きも鈍くなってきているから、なおさらチャンスはあるというもの。
さらに言うと、セネガル
選手は、かなりイラついているようにも見える。
そして、日本のパス回しで、組織的なプレーも崩されてきている。
だが、惜しいところまではいくけど、ゴールには至らない。
逆にアディショナルタイムにセネガルに攻め込まれてピンチに。
その日本を救ったのは、またまた大迫の半端ないプレーだったよ。
コロンビア戦では、半端ないシュートで決勝ゴールを決めた大迫だったけど、この日は守備で半端ないプレーを見せてくれたよ。
セネガルが打ってきたシュートに頭からクリアにいった大迫。
ひとつ間違うと、ケガにもつながりかねないけど、躊躇なくいったよね。
実際、それで相手選手に背中を蹴られたわけだし、ましてや大柄なセネガルの選手に対していくわけだから、これはなかなかできるものじゃないのだろうね。
でも、あそこでいかないと、致命的な3点目を与えることにもなりかねないわけだし、ここはナイスファイトだったよね。
そのセネガル戦の結果は、
日本 2-2 セネガル
死闘の末、引き分けに終わったよ。
昨日は、ホントに勝ってほしかったし、そのチャンスも十分にあった。
得点ができた場面もあったし、最初の失点は、あるいは防げていたのかもしれない。
あの失点がなければ、試合の展開はまた違う展開になっていたの かもしれないからね。
だが、その一方で、よく引き分けに持ち込んだとも言えるのだろうね。
とにかく、セネガルの選手は早かった。
その早さに日本の選手がついていけないシーンも何度もあった。
でも、1人が抜かれたら、別の選手がカバーするということができていたわけで、これができていなかったら、もっと点を取られていたのだろうね。
個人技で勝るセネガルを全員で止めたと言ってもいいのだろうね。
そして、セネガル陣内にも果敢に攻め込んで行ったわけで、決して引いて守備を固めて守り切って引き分けに持ち込んだのではない。
積極的に点を取りに行っていたわけで、結果的には引き分けではあったけど、攻め込んだ結果としての引き分けだったから、これはいいのだろうね。
それと、昨日は2点取られたわけであるが、点を取られたら取り返していた。
勝ち越しを許しても、決してそこから崩れずに、追いついていたわけだからね。
その意味では、このセネガル戦で勝てなかったのは残念だったけど、日本も力を出し切ったわけだし、結果は引き分けに終わったけど、相手もあることだし、日本代表はよくやったと思うから、それでよしなんだろうね。
もっとも欲を言えば、倍返しをしてもらいたかった(って、半沢直樹か)んだけど…さすがにそれは欲張りすぎだったのかな?
それにしても、パラグアイ戦までは全然勝てなかった日本代表が、ワールドカップでは、ここまで1勝1分…ここまで来たら、もはや勢いに乗ったを超えて、もはや神ってるよね(って、それ、無理やり流行語大賞になった言葉を使ってるやろ)。
そして、初戦の香川のゴールに続き、本田にもゴールが生まれた。
こうなったら、是非とも岡崎のゴールも期待したいよね。
そしたら、トリプルスリービッグスリー揃い踏みになるわけだからね(って、それ、わざと間違ってるやろ)。
あっ、マスコミのみなさん、日本代表はよく頑張ったのですから、記事にはインスタ映えする写真を使ってくださいね(って、それオカシイってば)。
そして、歴代流行語大賞ネタのトリはやっぱり「大迫、半端ないって」。
えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、いつまで流行語大賞で遊んでるの?
って言うか、「大迫、半端ないって」は、まだ流行語大賞になってないでしょ?
お父さん、そんないい加減なことばっかりやってたら、ダメよ~、ダメダメって?
コラ、せんとくん。あんたは、又余計なツッコミをして…。
って言うか、あんた、それって、たしかに流行語大賞にもなったけど、もはや死語じゃない。
えっ?なんだって?…せっかくお父さんのくだらない遊びに乗ってあげたのに、そんなこと言う?
お父さん、少しは空気、読みなよって?
ったく、それ、あんたにだけは言われたくないよ。
さて、木曜日は、いよいよ一次リーグの最終戦、ポーランド戦である。
そのポーランド戦は、勝てばもちろん、引き分けでも決勝トーナメント進出が決定する。
また、仮に負けた場合でも、セネガルがコロンビアに勝てば、それでも決勝トーナメントに進むことができる。
逆にコロンビアセネガルに勝てば、日本とセネガルとの得失点差の争いになる。
しかし、セネガル
コロンビアが引き分けの場合は、勝ち点は日本とコロンビアが4で並ぶが、得失点差で日本はコロンビアに及ばないわけで、一次リーグ敗退となる。
たしかに、日本優位な状況ではある。
しかも、対戦相手のポーランドは既に一次リー敗退が決まっている。
そうなると、一気に日本が一次リーグを突破したも同然という雰囲気にもなりかねないが、実はまだまだ難しい状況だと言わざるを得ないのだろうね。
なぜなら、ポーランドといえば、FIFAランキング8位の相手。
冷静に見れば、かなりの格上の相手である。
たしかに、本大会では調子が上がらず、これまで0-2ではあるが、底力はあると見ておいたほうがいいだろう。
ましてや、1勝もしないで帰るわけにもいかないだろうから、一次リーグ敗退が決まったとはいえ、なりふりかまわずこられたら、簡単にはいかないのだろうね。
そして、引き分けでも決勝トーナメントに進出できるが、だからと言って、はじめから引き分けでいいと言う雰囲気になれば、かえって危険。
やはり、あくまでも勝って一次リーグを突破するという気持ちでいくべきなんだろうね。
もちろん勝ちにこだわったけど、結果的に引き分けだったと言うのであればそれでいいわけだけどね。
一番いけないのは、油断、慢心、気のゆるみ。
ここで、変に一次リーグ突破は当たり前という雰囲気になってしまったら、かえってアブナイわけで、ここは従来と同様、厳しい戦いになるという気持ちで戦わないと、足元をすくわれる事にもなりかねないわけだからね。
そして、ここは一次リーグを突破するだけでなく、1位通過を期待しているよ。
セネガル戦に負けていれば、勢いを止められたということにもなるだろうけど、結果は引き分け…しかも、あれだけの激闘を引き分けに持ち込んだのだから、勢い続いているとみてよいのだろうね。
この勢いをそのまま維持できれば、FIFAランキング8位のポーランドであっても十分勝機はある。
一次リーグ突破をめざしてガンバレ日本!
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