ため息のカラクリを実際に検証してみた
ため息 私はやりぬく。
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ため息 あなたの喜ぶ顔が見たい。
先日WOWOWでいくつか新海監督作品を放送していたので、まとめて録画していました。
今回観たのは、こちらの作品
☆解説&あらすじ☆
新海誠による2007年公開の劇場作品で、ひかれあっていた男女の時間と距離による変化を全3話の短編で描いた連作アニメーション。
互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する(第1話「桜花抄」)。
やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……(第2話「コスモナウト」)。
社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく(第3話「秒速5センチメートル」)。
主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」を起用した。
(より)
上映時間63分。今作は3話構成。
第1話は小学生時代、貴樹と明里は両想いでしたが、明里の引越しのため離れ離れになってしまいます。引越した明里のもとに貴樹が会いに行く様子が描かれています。
第2話では、貴樹が引越した鹿児島での高校時代の話ですが、貴樹に片想いする花苗目線でのお話になっています。
第3話は社会人として働く貴樹。まだ明里のことが忘れられないが、すでに2人の連絡は途絶えています。ある時、踏切ですれ違った人は…
というような流れとなっています。
やはり新海誠作品で一番に印象に残るのは映像の美しさですね。
星空の美しさ、空の美しさ、街の灯りの美しさ。これは一見の価値があります。
内容はとにかく貴樹が初恋をずっと引きずっている話ですね。
ずっと抜け出せない。その様子をひたすら描いている。
しかも相手の明里は、貴樹を過去の美しい思い出としてとっくに完結させている。
第3話の山崎まさよしさんの歌がそれを物語っています。この曲は凄く良い曲なんですけれども。
貴樹の救われなさというか、過去に取り残されているという現実を痛いほど突きつけてくる感じがしました…
観終わったあと、ため息が出てきました(^^;)
それと一つ引っかかったことが。
第2話で貴樹が鹿児島の高校に通うのですが、なぜかクラスメイトが皆標準語なんです。
今『西郷どん』を観ていることもあってか、もの凄く違和感を感じました。
この作品に限らず時々あることですが、言語のリアリティって重要じゃないのかな?
そこを疎かにされるとちょっとしらけてしまいます。
話の大筋に関係ないから敢えて無視しているのかも知れませんが。
…私が気にしすぎなだけなのでしょうか?
そうそう、こちらも観ました。
『雲のむこう、約束の場所』
上映時間91分。
声の出演は吉岡秀隆さん、萩原聖人さんなど。
設定が難解なSF作品でした。
説明できる自信ゼロです(笑)
そしてやっぱり新海監督、声をハモらせるのが好きなんですね…
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