買い物のお悩み財布にやさしいロビー販売

こんにちは。
高藤 紗伎（たかとう さき）です。

 

 

 

この記事は続きものです。
 

災害など「想定外」に強い人の共通点とは（前編）は

災害など「想定外」に強い人の共通点とは（後編）は

困ったときに助けてもらえる人が普段やっていること（前編）は

 

 

 

思いがけず

重いキャリーを運んでもらい、

無事ロビーへ到着。

 

 

 

さて、新大阪駅まで

タクシーで、と思ったら

最寄り駅のタクシー乗り場には

車が一台もいなくて

10人くらい人が並んでいました。

 

 

電車が止まっている大阪。

道路も渋滞して

タクシーがなかなかつかまらないみたいです。

 

 

 

どのくらい待つかなー

と思っていたら

 

 

 

後ろに2人組のサラリーマンが並んできました。

並んだあと、後輩らしき男性が

「ちょっと周り見てきます」

と言って、あちこち走りまわってる。

 

 

 

後輩氏　「この辺は、十三か梅田へ向かうバスだけですね」

先輩氏　「そうかー。新大阪行きはないか・・・」

 

 

　

私はくるりと振り向いて

「新大阪駅へは、向こうの大きな通りにバスが走ってますよ」

と声をかけました。

 

 

 

先輩氏　「あ、そうなんですか」

私　「でも、1時間に1本なので、私も、タクシーを待つか、バス停まで移動するかで迷ってます」

 

 

 

先輩氏　「微妙なとこですね。皆、乗り合いして行ってるのかな」

 

 

 

私　「お一人ずつ乗られてるみたいです。ここから自宅に帰る人が多いんだと思います。

私も新大阪駅なので、順番が来たら一緒に乗りませんか」

 

 

 

「ありがとうございます」と、先輩氏。
 

 

 

タクシーは、10分に1台来るか来ないかの間隔。

後輩氏が、大通りの方のバス停見て来ます、

と言って走って行きました。

 

 

 

すぐに電話がかかってきて

『バスは走ってるけど、すごい渋滞で、時間通りに

来ないかもしれない』とのこと。

 

 

 

そして

後輩『あ、今、タクシー、空車が行ったー』

先輩「えー」

 

「お前、そっちでタクシー拾ってこっちまで戻ってこい」

と先輩氏。

 

 

 

少ししてから

『タクシーつかまりました』と連絡があり

タクシー待ちの方々に配慮して

乗り場から少し離れたところで

後輩氏と合流。

後輩氏はタクシーから降りて、

ニコニコと手を振っています。

私　「え？新大阪まで行かれないのですか？」
後輩氏　「はい、僕は新幹線には乗らないんで」

先輩氏　「僕につきあってくれてたんですよ」

いい人だなぁ。
こんな時に、早く帰りたいだろうに。

乗り込んだタクシーの運転手さんも愛想がよくて

『新幹線口まで行ったら途中がすごく混んでるから

手前で降りた方がいいと思いますよ』

と言ってくださったり。

 

タクシーを降りたあと

先輩サラリーマン氏に、タクシー代をお支払いしようとしたら

「あ、大丈夫です。会社の経費として処理できますので」

とおっしゃる。

 

 

 

そして、降りた先にあった数段の階段！！
やはりそこでも、私は自分で20キロのキャリーを

持つことはなく^^
先輩サラリーマン氏が運んでくださいました。

 

 

 

大変なときだからって

顔をしかめっ面して

なんでこんな目にって

不運を嘆くのではなく。

 

 

 

ふだんから

周りの人と協力して

情報は共有して

笑顔で

できるだけのことをやってみる

そんな自分でいるようにする

 

 

 

そうすると

大変な状況になったとしても

いつもどおりの感じでやっていれば

突破口が開いて

ギフトのような出来事が

やってくるんですよ

 

 

 

というお話でした！

（終わり）

いつもありがとうございます！