田島を集めたよ!
こんにちは。
日本は梅雨ですが
バリ島ウブドもここ数日雨の日が続いていました。
もうすぐ時期が終わってしまいますが…
シーラさんがバリ島に戻り
すぐに描き始めた白い紫陽花のスケッチ。
シーラさんは普段のバリ生活に戻り
マイペースで絵を描いています。
今日は午後から
Tebesayaジャランスクマのバンジャール(村の共同組織)のお仕事へ!
オダラン(お寺のお誕生日)のお手伝いです。
バリ人は実家に住めなくても、
村のバンジャールに所属し村のお仕事に参加しています。
シーラさんはマイペースですが
実は私は日々ぼんやりと…
日本での個展や演奏会、”ふーみんさんとのバリ料理”などを通して
お会いした方々の笑顔やお話、穏やかな時間を思い出しては
ぼんやりとしていました。
パソコンを開かずブログからもちょっと離れて…
気持ちの整理。
”人は泣きながら立ち止まっても、また歩き出せる” と…
シーラさんが絵を描けなかった10ヶ月を
花を描かないと言った悲しい言葉を
今は、”よかった”と思えます。
何があっても
絵を描き続けること。
個展を続けていくこと。
バリ絵画は線と色の積み重ね。
絵から伝わる静かな奥行きは
長い時間と心を織り込んだバリ島の宝ものです。
バリ古典絵画という大切な文化を
21年間繋いでいることを嬉しく思います。
21年間。
小さな筆から伝え続けることの難しさ。
そして、その喜びを噛み締めることができました。
シーラさんにとって
今回の個展と神戸・北野坂での雲龍さんとの演奏会は
“静かなはじまり”
生まれ育った大切な実家から
離れなければならない悲しい”現実”
淀んだ水は流れることなく
大切な家族の心は
泥水の中に沈んで見えなくなりました。
目を凝らし、つかもうと思っても
泥水は濁るばかり…
深く沈んだ心は泥の中から出てくることはなく
そのよどみは心を重くするだけでした。
”現実”から心を離すこと
静かに
ただ静かに…
心が流れる時を待っていました。
昨年の神戸でのジャガランダとの出会いから
5月19日の雲龍さんとの”紫雲木の響き”まで
すべての流れは繋がっていたのだと思います。
心に響く
再び描くことへの感謝の気持ちは
新しい作品へと続いていきます。
シーラさんが描き始めた紫陽花
日本の方々への”ありがとう”の言葉が聞こえてきます。
明日も穏やかな一日になりますように。
Sampai jumpa di owlhouse.
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<2018〜2019年 個展&イベント情報>
*2018年 6月5日〜6月30日
ホテル・ヒルトン東京”森のふくろう〜 Message of bali”
owlhouse&hou-hou
ジクレ作品と草木染バテック等の展示。
シーラさんはバリ島に帰国しているため不在です。
*W.Sila 原画展「 Message Ⅱ」 in 東京
20189年5月31日(金) 〜 6月9日(日)
東京・ギャラリー 自由が丘
p.s
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オウルハウス(owlhouse)
Jl.Bisma Ubud Bali
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(HPは年内に改定予定で製作中)
下記に簡単なowlhouseの履歴を明記します。
W.Sila氏の個展は
東京国際フォーラム、銀座、表参道、軽井沢、神戸、京都のギャラリー他
日本橋・横浜高島屋、松屋銀座、梅田阪急本店、仙台等の百貨店でのイベント
東京都美術館「国際美術展」、インドネシア大使館主催「東京日本友好50周年特別展示会」参加
朝日新聞主催「朝日チャリティー美術展」には2005年より毎年作品を寄贈
バリ島アルマ美術館、児童養護施設「Career Fair」参加、日本人補習校での絵画指導
日本来日時は小学校訪問などの文化交流を行い、御茶ノ水女子大附属小学校では特別授業を行ってきました。
ポエム画集「kata-kata」2004年初版/2010年改訂版発行
poem by Yoko Jatiasih / Translation by Thomas R W
絵本「pelan-pelan」2010年、「pelan-pelan for children」2013年発行
poem by Yoko Jatiasihi / Translation by Ibu Robin Lim
絵本「Pelan-pelan」の収益の一部はYayasan Bumi Sehatに寄付しています。
個展オープニング等で深町純氏のピアノ演奏、笙奏者・田島和枝氏、笛奏者・雲龍氏とのコラボ演奏会
10周年個展ではシーラ氏が作った茶道の道具での「フクロウの森お茶会」を開催
owlhouseの数えきれない
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