ミジンコでもわかる幻冬舎入門

ミジンコでもわかる幻冬舎入門

成功する幻冬舎

私のTwitterのタイムラインでは、
3日前くらいから、幻冬舎の話で持ち切り。
これに関するtweetしか流れてこない時もあったくらい。
なのにダンナは何も知らなかったので
一から説明してあげたら、びっくりしていた。
花村萬月さんとか、万城目学さんとか、
吉本ばななさんとか
有名作家が参戦して、
今や幻冬舎だけじゃなく
出版業界全体の問題に議論が及んでいる。
(私はすごく興味を持ってみてるんだけど)
こんな話、まとめてみたってつまんないかなあ…」
とダンナに聞いてみたら
「まあ、興味を持つ人もいるかもしれないから
まとめてみたら」
というので、まとめてみました。
■発端

これだけでも相当ザワザワしたのに、

人気作家の花村萬月さんが参戦したことで一気に炎上

■見城氏のtweetが火に油を注ぐ

これで、作家も出版関係者も一気に激怒モード

■意外な展開

個人的にはこのエピソードが一番好き。

■騒動の背景が次々に晒されて、炎上拡大

■ベストセラーと吹聴していた「日本国記」の押し売り状態も明らかに

■見城社長が訴訟をちらつかせて、さらに花村萬月を怒らせるという下手を打つ

Twitter民に見透かされる

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幻冬舎の見る目の無さを指摘する他の出版社も続々
■そもそも、出版会社の社会的使命とは、という話

  ↑

美しい物を作り届けることには、
資本主義の論理とは異なる、
人が生を送ることに希望を見出そうとする
意志と倫理がある。

俺はその人たちのことを信じているし、
数字の外で愛している。

幻冬舎 CARE&CUREで人と向き合う。

「『新刊』と『文庫本』は役割が違う」
【累計20万部突破】キンコン西野が文庫本『魔法のコンパス』を全編書き直した理由とは!?

5月24日に『新・魔法のコンパス』(KADOKAWA)という文庫本が出ます。
こちらは3年前に出した『魔法のコンパス』の文庫化に伴い、全編書き直した一冊となっております。
713円
Amazon
文庫本といえば、数年前に出した本の「安くて小っちゃい版」というイメージですが、文庫化の話をいただいた時に、すぐに全編書き直すことを決めました。
全編書き直すことに決めた理由は二つです。
| 時間の価値が上がった
これは幻冬舎の箕輪サンが本を作る時に意識されていることだと思うのですが、エンターテイメントの選択肢が増えた現代は『時間』の価値が高騰していて、「30分で読み終える本→薄っぺらい→損」から「読むのに2日かかる本→時間を奪われる→損」となってきているので、まず決めたのは、読者の時間を乱暴に奪わないこと。
要点を絞って、内容は薄くせずに、1時間半で読み終える本にするべく、全編書き直すことにしました。
んでもって、文庫化に伴い全編書き直すことに決めた二つ目の理由がコチラ。
| 文庫本は本屋さんに「残る」
数ヵ月(早けりゃ数週間)で入れ替わる新刊と違い、文庫本は何年も何年も本屋さんの奥の方の棚に残り続けます。
新しい情報は数年後には確実に古くなるので、何年も残り続ける文庫本に、まさか「ブロックチェーンとは?」といった内容は書けません。
文庫本に書かなきゃいけないのは「10年後に読んでも古くならない情報」と結論し、「お金」や「広告」に関する普遍的なルールを書かせていただきました。
なので、西野お得意の「クラウドファンディングの話」などは書いてないッス(*^^*)

| 優しい一冊ができました。
そんなこんなで、いよいよ発売となる文庫本『新・魔法のコンパス』の“対象年齢”をあえて言うと「小学生以上」です。
夢を叶え、夢を持ち続ける為に必要な普遍的な情報をメチャクチャ分かりやすく書いてみました。
親子で読める一冊となっています。
是非(*^^*)
713円
Amazon
【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。
今朝は『今回の幻冬舎の炎上を作家はどう捉えるか?』というテーマで一本書かせてもらっています。
興味がある方はコチラ↓
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幻冬舎 関連ツイート

RT @qooooxoooop: 津原泰水氏の幻冬舎から出版予定の文庫が百田尚樹氏『日本国紀』(幻冬舎)批判のせいでナシになった模様 – NAVER まとめ https://t.co/Gp91Lblmau
RT @DrTomabechi: こういうニュースで売れてる本がいい本で、売れてない本がダメな本みたいなこと言う人がいるから念のため。売れてるからいい本ではないのは当たり前。

RT幻冬舎・見城社長が出版中止作家の「部数さらし」のち謝罪 同業者から集中砲火「完全に一線越えてる」…

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