恐怖! ロビーには脆弱性がこんなにあった
無能な婿養子がロビーをダメにする
お腹にいた我が子が確かに存在したということを忘れたくはない。
でも、現実逃避気味の私の脳はこの一連の記憶をすごい勢いで
薄れさせていくのがわかる。
自分のダメージを減らそうと。
そうはさせまい、とここに記す。
思い出し思い出し、全部記録してやる。
時系列はばらばらですが、ご容赦くださいませ。
羊水検査を受けて12日後、fish法の結果を聞きに病院へ。
この日は用事があって、朝一番に予約。
朝一なだけあって、いつも満席のロビーもガラガラ。
直ぐに呼ばれて、ベットに横になり腹だしエコー待ち。
エコー見た後、結果を教えてくれるのかな?
それじゃあ、きっと大丈夫だったんだって前向きに考えていた。
なんだかいつもよりスタッフが静かな気がしたけど
それは朝一番で周りが静かだからかなって思ってた。
やってきた先生はいつもなら元気に挨拶をして直ぐエコーの席で
画像を見てくれるのだけど、机に向かって私に背を向けている。
あれ??
背を向けたまま
「この前の検査ね。結果から言うと、21トリソミーダウン症がでました。」
唐突な結果発表。
病院の天井を見上げたまま、状況が呑み込めない私。
えっ?そういう話って座って私の顔みて説明しない?
私腹出して寝たままだけど??
とか、どうでもいいところ突っ込んで大事な内容を理解することを
脳が自然に拒否をしている。
「もう見ない方がいい?」
エコーの事。
検査を受ける時に、異常が出たら妊娠継続はしない
私達の意思を先生には伝えてあったから。
だったら、腹出して寝かせないでよ…。
「せっかくだから、見てあげて下さい。」
そう言うしかなかった。
今思うと良かったのかもしれない。
結果、この日のエコーの画像がお腹の中にいる子を見た最後になったから。
この日も元気に動いていた。
その後説明を聞きながら、平静を装って普通に話すことに一生懸命な私。
取り敢えず、来週正式な結果をご主人と聞いて貰って、
その後の事はその時に話しましょうと。
今は考えるな考えるな考えるな。
私の頭はそれでいっぱい。
先生をはじめ、スタッフの方々がしんみりと申し訳なさそうな顔や
何と言ったらいいのやらという雰囲気を出しているこの空間から
一秒でも早く逃げ出したい。
ここは酸素が足りない。
いたたまれず、余計に何ともないですよって顔を作ろうとする私。
こーゆう状況になってまで、なんで私は体裁を繕うことに
一生懸命なんだろう。
今泣けたら楽なのに。
一瞬気を緩めるだけで涙なんて簡単に落ちるのに。
でも泣けないのが、私なんです。
病院を出る時、来た時と同じ場所だというのに全てが違って見えた。
自分だけ違う異次元空間に落ちてしまったかのうな錯覚。
涙がポタポタポタポタ落ち続けるのを、
日傘で隠しながら足早に家に向かう。
帰宅後、自宅のリビングで大声で泣く。
大人になってからこんなに声を出して泣いた事はない。
なんで、なんで、なんで、なんで…。
泣いて泣いて泣いて泣いて。
気が済むまで泣いて、気分が静まるのをただ待つしかないって
自分で分かっているから。
可能性があるということは覚悟していた。
じゃないと羊水検査は受けない。
でも、超が付くほどポディティブ思考の旦那につられ
「きっと大丈夫!だって、妊娠したのだって
奇跡的な確率だったんだし」
って思ってた。
この子は奇跡の子だから、大丈夫!
こんな結果を聞いたって、お腹で今日も我が子の元気な胎動を
感じているのがやるせない。
やっと辛いつわり地獄から抜けて、初めての胎動も感じて
楽しい今と未来に目を向け始めていたのに。
この日を境に突然閉ざされてしまった。
ロビー 関連ツイート
画像では米粒を貰えているのですが、実際は没収扱いされています。
まあただのバグっぽくてロビーに戻ったらランク8のままだったんだけど、デスガーデンにばっか力入れてんじゃねーぞ運営。